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長期間家を空けるときにしておく防犯対策

旅行の際、家の防犯対策は必須

「旅行の防犯対策」と聞いてまず思い浮かべるのは、旅先でのスリ対策やスーツケースの防犯などではないでしょうか。

しかし、忘れてはいけないのは旅行中、長期間不在になってしまう「家の防犯」。空き巣は長期間留守になっている家を狙っています。自分は大丈夫だろう、という油断は禁物です。

最低限やっておくべき防犯対策

旅行を安心して楽しむためにも、家を空ける前は最低限の防犯対策を確認してみましょう。

窓の施錠を確認する

窓の施錠は基本中の基本ですが、キッチンの小さな窓などは意外と見落としがち。一見侵入口になりそうもないような小さな窓でも、空き巣はそこから覗いて人の不在を確認するかもしれません。全ての窓の施錠チェックをしてから出発しましょう。

万が一に備えて窓の補助錠を設置するのもおすすめです。施錠をしっかり確認していても、窓を割られてしまえば簡単に開錠されてしまいます。補助錠は窓が一定幅以上に開かないように制限をかけるもの。空き巣は侵入に時間がかかればかかるほど諦める確率が高まると言われているので、いかに手間をかけさせて侵入を防ぐかがポイントになります。

防犯アラームを設置する

窓の防犯には防犯アラームも併用するとより安心です。アラームと言っても設置は簡単で、窓ガラスに張り付けるだけのタイプもあります。防犯アラームを外から見える位置に貼っておけば、それだけで空き巣除けの効果が期待できます。万が一窓が割られても、大きな警戒音が鳴り響けば空き巣は諦めて逃げていくでしょう。

照明を点けておく

電気代がもったいないと感じるかもしれませんが、照明を点けておくのは空き巣除けに効果的です。うっすら明かりが漏れる程度の薄さのカーテンをして照明を点けておけば、外からは中の様子が見えないながらも明かりが点いていることで人の気配を感じさせられます。夜間だけ照明が点くようなタイマー式のものを活用すれば電気代も押さえられますね。

新聞や郵便の配達を止める

郵便受けに新聞や郵便物が大量にたまっていると、空き巣に不在を知らせる目印になってしまいます。一週間以上家を空ける場合には、新聞の配達所や郵便局で不在届を出しましょう。郵便物の場合、届け出期間終了後にたまった分の郵便物を届けてくれます。ただし、保管期限は30日なので、それ以上不在になる場合は実家などに転送をお願いしましょう。

旅行で一週間家を留守にするときの防犯・防災対策まとめ

ポイントは長期不在を悟られないこと

空き巣除けに効果的なのは長期間の不在を悟られないようにすることです。

賃貸住宅などの場合には、上記の防犯対策に加えて管理会社や大家に長期間の不在を連絡しておくとトラブルを避けることにもつながります。学生の場合は、実家や保護者へも伝えておくと安心です。また、学生マンションやアパートによっては管理人が常駐し、建物自体にカメラやオートロックなどを備えている物件も多くセキュリティー対策が充実しています。これは、入学希望者を増やしたり、優秀な学生を誘致したりする目的で、大学側が学生に対し、安心して住める環境作りを整えているためです。

上智大学周辺の学生マンション情報 – 学生マンション.com

しかし、どんなにセキュリティ対策が整えられてる住まいとて、「何をしなくても安全」ということはあり得ません。そのため、上記に挙げた例を参考に、個人でもできる限りの防犯対策は行っておくほうが賢明と言えるでしょう。