祇園まつり【7月17日前祭 7月24日後祭】
日本三大祭の一つとされている全国的に有名な祭りです。
八坂神社で行われるようになっており、毎年7月1日(吉符入り)~7月31日(疫神社夏越祭)までの1ヶ月間をかけて実施されます。
由来としては、京の都に疫病が流行した時に祇園の神を祀ったことで疫神を退散させた、というふうに言われています。
祭りの期間中には、各山鉾町で提灯が灯されて御神体が披露をされます。
最も祭りのピークとなるのが7月17日の前祭で、山鉾巡行として重要有形文化財として登録されている32基が街中を練り歩きます。
京都のお祭りの中でも最も由緒のあるものであることから、観光向けの行事だけでなく、見学不可で行う神事も多く含まれていることが特徴です。
【アクセス】
206系市バス 祇園停留所下車
【所在地】
八坂神社
京都市東山区祇園町北側625番地
【電話番号】
075-561-6155(八坂神社)
葵祭【5月15日】
京都三大祭である葵祭は、毎年5月15日に行われます。
京都御所を中心に上賀茂神社と下鴨神社で開催されるお祭りです。
葵祭については平安時代には既に京の恒例行事となっていたとされており、源氏物語にもこの葵祭の様子が描写をされています。
祭りは6世紀の中頃に欽明天皇の治世に凶作が続いたことから、賀茂神の祟を沈めるために馬を走らせて五穀豊穣を祈ったことが由来として伝えられています。
そのため実際に馬を用いた行事が多く、中でも5月3日に下鴨神社で流鏑馬が行われる時には非常に多くの観光客が訪れるでしょう。
行列で維新勤王隊列を組むことでも有名になっており、明治維新のときに官軍として参加をした行列を再現した行進があります。
【アクセス】
地下鉄烏丸線 今出川駅3番出口すぐ
【所在地】
京都御所
京都府京都市上京区
【電話番号】
03-5223-8071
時代祭【10月22日】
京都三大祭の一つ、時代祭は、平安神宮の創建を祝うことを目的に行うお祭りです。
平安遷都1100年を奉納する行事として明治28年(1895年)から行われるようになったという、京都では比較的新しいお祭りですが、明治維新のときに京都の町おこしを目的として始められたとされています。
いわば京都の誕生日を祝うお祭りというものとなっており、10月22日には京都の歴史を示す行事を中心に行われるのです。
最も盛り上がるのが時代祭行列で、それぞれ京都の歴史に関する人物に扮装をして行列を作り、京都御所から平安神宮までの道のりを歩きます。
【アクセス】
JR京都駅より市バス5系統 洛バス100号・110号系 岡崎公園 美術館・平安神宮前停留所下車 徒歩約5分
【所在地】
平安神宮
京都市左京区岡崎西天王町97
【電話番号】
075-761-0221