タイプごとの特徴を把握する
日常的なありとあらゆるしがらみから逃れて、キャンピングカーに乗って気のおもむくままにあちこちを巡れたらいいなと考えたことがある人は多いと思います。
普通の自家用車に乗って移動しホテルに泊まるのとはまた違った趣があるのが、キャンピングカーの魅力です。
とは言っても、キャンピングカーは安い買いものではありませんので、後悔のないように慎重に選ばなければなりません。
キャンピングカーというのはいくつかのタイプがあり、それぞれに特徴がありますので、自分で使いやすいと思えるタイプのものを選ぶことが重要です。
キャンピングカーのタイプは、大きく分けるとバンコン・キャブコン・軽キャンパー・バスコン・トレーラーの5つに分類されます。
バンコンというのはバンを改造したタイプで、スペースが小さいため、一人旅や夫婦2人で旅行するのに向いています。
キャブコンはトラックにキャビン部分を取り付けたもので、スペースが十分あるのが特徴です。
軽キャンパーは価格が安めなので初心者にもおすすめとはいえ、荷物をたくさん積むことができないというデメリットがあります。
保管場所の確保も考えながら選ぶことが大切
バスコンはマイクロバスをベースにしたキャンピングカーのことで、全長が6メートル以上あるため、駐車しておけるスペースを探すのに苦労します。
トレーラーとは動力部がないので、一般車に連結して使用することになります。
内部の設備が充実していますが、庭にゆとりのある一軒家でもない限り、保管しておくのはなかなか大変だと言えるでしょう。
キャンピングカー自体はロマンチックでいいのですが、自家用車のように毎日使うものではないため、どこに駐車しておくかが大きな問題となります。
アパートやマンションなどの集合住宅に住んでいて、キャンピングカーの駐車場確保が難しいような場合にはレンタルを検討するのもいいかもしれません。
キャンピングカーをレンタルすれば駐車場代がかかりませんし、メンテナンスに時間を取られる心配もありません。
新車と中古どちらで購入するか
キャンピングカーを購入するにあたっては、新車にするか中古にするかをまず最初に決めなければなりません。
新車は確かに新しくて気持ちがいいものですが、キャンピングカーを使用する頻度が非常に低い場合などは必ずしも新車である必要はありません。
キャンピングカーにどのぐらいのお金をかけられるかをまず最初に設定し、その範囲内で買える新車または中古のキャンピングカーを探していかなければなりません。
毎週末をキャンピングカーで過ごすような人であれば、多少高くても新車を買うのもいいかもしれません。
家族とよく相談した上で、納得のいくキャンピングカー選びをしましょう。