富山の絶景スポットの特徴と魅力
富山県には多くの絶景スポットが存在します。
その中でも是非1度は訪れたい、おすすめの絶景スポットの1つ目が黒部峡谷です。
黒部峡谷とは、黒部川の上・中流域にある、切り立った深いV字型の大峡谷です。
周囲を豊かな自然に囲まれ、四季によって移り変わる大自然の彩りは見る人の目を楽しませてくれます。
特に秋の紅葉の時期は多くの観光客が訪れる、人気のシーズンとなっています。
2つ目は五箇山合掌造り集落で、富山県の南西端に位置しているのどかな山村風景が見られます。
自然豊かな地域で、庄川沿いには40の集落が点々と広がっています。
それらの集落の中の菅沼と相倉という場所には、合掌造りの家屋を始めとした数多くの伝統的な建築物が残っており、それらの建物は世界文化遺産に登録されています。
多くの家屋は江戸時代末から明治時代にかけて建築されたとされていますが、最も古いものでは17世紀まで遡ることができるようです。
そして3つ目はみくりが池です。
室堂のシンボルと呼ばれているみくりが池は、澄んだ湖面が非常に美しい湖です。
約1万年前にできたと言われている火山湖で、周囲は約630m、水深は約15mとなっています。
みくりが池は7月から10月がシーズンで、紺碧の美しい湖面に雄大な自然を映し出し、素晴らしい景色を見せてくれます。
ちなみに、それ以外の季節は深い雪に覆われてしまうため、立ち入ることができません。
富山の絶景スポットの楽しみ方
黒部渓谷を満喫するために必ず乗って欲しいのが、トロッコ電車です。
黒部市にある宇奈月駅から、欅平駅までを黒部川にそって走る黒部渓谷トロッコ電車は、黒部渓谷の大自然を間近で体感できる電車です。
車窓からは黒部川の清流と、渓谷を作る山々の景色を楽しむことができます。
春には美しい新緑が、そして秋には燃えるような紅葉を見ることができるので、季節を代えて訪れてみるのも一興です。
五箇山合掌造り集落の楽しみ方は、その歴史的な景色を見ながらゆっくり歩くのがおすすめです。
きちんと訪れた人が魅力を満喫できるように、案内所や休憩所、そしてお土産どころなども充実しています。
相倉合掌造り集落の方には集落を一望できる丘があり、豊かな自然に囲まれた相倉の全景を写真に納めることができる絶好の写真スポットです。
みくりが池を満喫するなら、訪れる季節は秋がおすすめです。
紺碧の湖面と色彩豊かな紅葉が、ため息が出るほど美しい景色を見せてくれます。
また、湖畔に茂っているハイマツは、特別天然記念物に指定されたライチョウの生息エリアです。
姿を見ることができる確率はとても低いですが、運試しに探してみるのも良いでしょう。